イイダです。
昨日は新橋にある、
ソースネクスト社さまの本社ビルにお邪魔して、
商品実演会(ライブコマース)でお話ししてきました。
御覧いただいた貴方、
有り難うございました。
過日(28日)の打合せでは
4Kハンディカムで撮影する予定でしたが、
スタッフさんが張り切って下さり、
当日のカメラは一眼カメラで撮影して下さいました。
ところで、
昨日のライブ配信では途中で映像が切れて、
真っ黒な映像になったときがありました。
(音声は繋がっていましたが・・・)
撮影していた一眼カメラが、
熱暴走してしまったのです。
ライブ配信なので、
トラブルがあって当り前ですよね。
このときのカメラ担当スタッフさんが、
とっても素晴らしかったです。
このようなことがあっても当り前だよと、
あたかもトラブルを予想されていたかのように、
もう一台の4Kハンディカムに
素早く切り替えて下さいました。
やるな~、
さっすが~、
素晴らしい!
カメラマンさん、
感謝であります。
レクチャーをしながら、
感動を覚えていました。
さて、
本題に入ります。
今回の実演販売会では、
時間の制約がありましたので、
言葉足らずの説明があったかと思います。
振り返りを兼ねて、
補足の説明を記しておきますね。
補足レクチャーの1回目は、
以下についてです。
大きな勘違いとは?
それ以外のソフトと大きく違うところは、
外部要因に大きな影響を受けることです。
貴方が動画編集ソフトを使う理由は、
作品を完成させたいからだと思います。
①
『作品を完成させる』とは、
なにがしかの形にすると言うことです。
DVDにする。
BDにする。
youtubeにアップする。
ファイルにして友人に渡す・・・等などです。
②
では、
貴方が編集に取りかかるとき、
どうしても必要なものは何でしょうか?
それは編集するための材料です。
以前にもお話ししましたが、
動画編集に使用する材料は4種類です。
静止画、
動画、
音(BGMとか現地収録した音声・環境音など)
文字
この4種類以外には有り得ません。
すると上記4つの中で、
静止画・動画・音の3つはパソコンの外にあります。
③
つまり、
静止画・動画・音を撮影・収録するためには、
機材が必要です。
ある人は一眼カメラで、
ある人はムービーカメラで
ある人はアンドロイドのスマフォで、
ある人はアイフォンで撮影します。
カメラに至っては、
ソニー、パナソニック、キャノン、
ブラックマジックデザインなど、
各社あります。
ファイルのフォーマット(規格)や、
撮影時の解像度・フレームレート、
インターレースかプログレッシブか、
Log撮影か、HLG撮影か、
これらの撮影では8bit収録か10bit収録か等、
こちらも様々です。
すると、
撮影する機材と撮影時のセッティングによって、
編集材料となる動画ファイルには、
たくさんの種類が存在することになることが、
お分かりかと思います。
④
次に、
編集するためにはパソコンが必要です。
パソコンによって、
CPU性能やメモリの搭載量が違い、
HDDなのかSSDなのかが違い、
搭載されているグラフィックチップが異なります。
⑤
更には、
WindowsというOSは(MACも同じですが)
使えば使うほどくたびれるという性質を持っていますから、
パソコンによって、
Windowsのコンディションが異なることになります。
Windowsの状態によっては、
Windowsの更新が動いていることもあるでしょう。
⑥
次には、
パソコンを使う貴方のパソコンスキルです。
パソコンスキルとは、
Windowsの使い方や、
パソコンのご機嫌の取り方を、
どの程度知っているかと言うことです。
ざっと見ただけで、
要因は6つもあります。
編集をしようとする人によって、
これだけ違いがあるということです。
これらの要因が、
動画編集にどのように影響するのかというと、
Windowsがフリーズするのです
だから、
『動画編集をする人の9割は作品が完成しない』という、
都市伝説があるのだと思います。
動画編集を初めて行うという人のほとんどは、
上記の理由をご存じないでしょう。
動画編集ソフトを
ワードやエクセル等と、
同じものだと考えていると思います。
ですから、
VEGAS Proを操作したときや、
他社の動画編集ソフトを操作したとき、
ソフトの動きが重かったり、
自分が思ったとおりに動かなかったり、
ソフトがフリーズしたり、
Windowsがフリーズしたりすると、
こんなクソソフト、
全然使えないじゃ無いか!という趣旨の、
WEB上のコメントをたま~に見かけます。
VEGAS Proであれ、
Adobe Premierであれ、
エディウスであれ、
ダビンチリゾルブであれ、
なにがしかの動画編集ソフトを、
使いこなしている人は、
その理由をご存じなので・・・、
そのことについては、
貴方に多くを語らないと思います。
なぜならば、
その理由を説明している時間が無駄だからです。
そうなんだよね~、
あのソフトは重いんだよね~、
この位で軽く流されてしまうことでしょう。
こんなクソソフト、
全然使えないじゃないか!
このような言葉を聞いた瞬間に、
『この人はパソコンが使えない人』と、
パソコンが使えない人に、
パソコンが使えることを前提にした、
動画編集ソフトの使い方などを
教えてくれると思いますか?
世の中にある動画編集ソフトは
どれも良く出来ています。
それが上手く快適に動くか否かは、
貴方の環境次第だと言うことです。
デスクトップPCであれ、
ノートPCであれ、
50万円前後のPCであれば、
(PCのセッティング状況は別にして)
間違いなく動きます。
動くのです!
ただし、
50万前後のPCになると、
メーカー製では無くて、
自作機の範疇に入ります。
すると、
その50万前後のPCを快適に動かすには、
自作PCの知識が必要になります。
『デバイスドライバを適切に当てる』ことが、
必要になるからです。
このようになってくると、
動画編集ソフトを快適に動かすための要因は、
もっと複雑になってきてしまいます。
ですから、
今の貴方のPC環境において、
上手く動く動画編集ソフトを、
探しましょうと言うことです。
話が長くなりました。
結論は、
編集ソフトの使い方さえマスターできれば、
動画編集で作品を完成できると思うのは、
悲しいかな・・・、
『貴方の大きな勘違い』だと思うというのが、
イイダの考えです。
今回はここまでとします。
お疲れ様でした。
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
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